Coral USB Accelerator(USBアクセラレータ)は、Googleが開発した機械学習用ASIC「Edge TPU」を搭載した拡張ユニットです。Raspberry PiのようなLinuxが動作するシングルボードコンピュータ(SBC)と組み合わせることで、消費電力に優れたエッジAIを手軽に実現できます。Linuxのほか、MacやWindowsでも利用可能です。ホストシステムとはUSBポートで接続します。
ML推論処理を高速化
Coral USB Acceleratorに搭載されたEdge TPUは、最大4TOPSの処理能力があり、1TOPSあたりの消費電力はわずか0.5W(2TOPS/W)です。参考値としてMobileNet v2を約400FPSで実行できます。ベンチマークの詳細はCoralのドキュメントをご参照ください。
幅広いプラットフォームをサポート
ホストとはUSBポートで接続します。Debian系Linux、macOS、Windowsに対応しています。
TensorFlow Lite対応
エッジデバイス向け機械学習・ディープラーニングのフレームワークであるTensorFlow Liteで作成したモデルに対応しています。
ブランド | Coral |
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型番 | G950-01456-01 |
ASIC | Google Edge TPU |
コネクタ | USB 3.0 Type-C(バスパワー対応) |
電源 | USB 5V(定格500mA、最大900mA) |
寸法 | 65mm x 30mm x 8mm |
Coral USB AcceleratorはGoogleが開発し、Coralブランドとして販売しています。
大口の量産テーマはもちろん、単発テーマ(PoC、ワンオフ等)でもお気軽にご相談ください。